2009年6月23日火曜日

御茶


 この頃、「鎌倉」や「北鎌倉」の周辺の散策を楽しみにしているが、機会がある度にお気に入りの「御寺」や「お店」で、気軽に「御抹茶」を頂くことにしている。今迄に御抹茶を戴いた御寺は、「円覚寺」、「浄妙寺」、「報国寺」、「東慶寺」、「明月院」、そしてお店は、北鎌倉駅前の「こまき」である。

 今年の二月に「北鎌倉」の「東慶寺」を参拝した。境内には、「白梅」と「紅梅」が咲きほこり、春の訪れがもうすぐであることを感じた頃であった。
 境内の庭に咲く「紅白」の「梅の花」を観ながら、「白蓮舎」の立礼席で「抹茶」と「紅梅」という「生菓子(練りきり)のセット」を楽しんだ。
 「紅梅」という名前の練りきりは、「北鎌倉駅」の駅前にある和菓子処「こまき」で作られているものだという。見た目にも大変に美しく、立礼席の前に眺める綺麗な「紅梅」を卓上に見事に蘇らせている。餡もほどよい甘さで、抹茶を頂くと口の中に残っていた「紅梅」の甘さがちょうど消えるような感じがする。「東慶寺」で「こまき」の生菓子と共に抹茶を頂けるのは、季節限定であるらしく、幸いであった。

 ここで、以前から疑問に思っていたことであるが、茶道では、「生菓子」と「干菓子」とはどのように使い分けされるのであろうか、というものである。
 その答えは、次の通り:
 茶道では、「生菓子」は、“主に”濃茶で出される菓子(主菓子)、そして「干菓子」は、主に薄茶で出される菓子(添え菓子)ということである。
 イベント等で設けられる「茶席」では、多くの場合「薄茶」が供される。このような「茶席」では(薄茶であっても)「生菓子」だけが出される場合が主である。なお、菓子を多く出す茶席であれば、「生菓子」(主菓子)と「干菓子」(添え菓子)とを一緒に出すこともある。

 最近、贔屓にしている上生菓子処が「鎌倉」にある。雪ノ下の「美鈴」というお店だ。少なくとも一月に一度は御邪魔して、月替りの上生菓子を買って帰る。ここでは、御抹茶を楽しむことはできないが、近くの「大仏茶廊」では、御抹茶と一緒に「美鈴」の上生菓子を楽しむことができる。

 一度、「美鈴」で御茶会用の御菓子を取りに来た若い女性に出会ったことがある。茶道を嗜むとは何とも羨ましい境遇である。

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