2011年11月19日土曜日

超弦理論

先日、第5回IPMU ICRR合同一般講演会に参加する機会があった。
第1部は、ICRRの佐川宏行・准教授による「最高エネルギー宇宙線で宇宙を探る」というテーマ。
そして、第2部は、IPUMの高柳・任准教授による「ひも理論で探るブラックホールの謎」というテーマ。
それぞれのテーマは、講演の内容も面白く、大変に魅力的な研究分野に思えた。
とりわけ、第2部の高柳先生の講演は、「超弦理論」に関する最新の研究を分かり易く説明してもので、大いに興味を覚えた。個人的には、「超弦理論」は、理論だけが先行した「数学的」研究と思っていたが、様々な分野の実験レベルでも徐々にその実用性が証明されてきていることを知り、これからの理論の研究分野の一つであることを確実に示していた。