「横浜能楽堂」で開催された「日韓古典芸能の名作」を観に行ってきた。この催し物では、「日本」と「韓国」の「古典芸能」、特に「弦楽器」、「管楽器」、「舞踊」の各分野を代表する演者により素晴らしい演奏や踊がそれぞれ披露されて、十分に楽しむことができた。
≪弦楽器≫
「崔玉山流伽 琴散調」 伽 琴:キムヘスク
「さらし」 箏:萩岡松韻、武藤松圃
三弦:萩岡未貴
≪管楽器≫
「平調会相 上霊山」 ピリ:チョンジェクク
「高麗双調音取」 篳篥:中村仁美
「白浜」 篳篥:中村仁美 高麗笛:八木千暁
≪舞踊≫
「草笠童」 舞踊:イヨウム、イサンユン、パクヘジ 杖鼓:ユ・ギョンファ、ピリ:アン・ヒュンモ、ヘグム:チェ・テヨン
「珍島太鼓舞」 舞踊:ヨムヒョンジュ、ヤンヘソン、アンサンファ ほか 杖鼓:ユ・ギョンファ、ケンガリ:ファン・ミンワン、テピョンソ:アン・ヒュンモ チン:チェ・テヨン、
鼓:シン・ヒョンシク
「サルプリチュム」 舞踊:ヤンソンオク 杖鼓:ユ・ギョンファ、牙箏:シン・ヒョンシク
「鶴亀」 舞踊:藤間恵都子、水木佑歌
浄瑠璃:常磐津清若太夫、常磐津若羽太夫 三味線:常磐津文字蔵、常磐津齋蔵
私自身、従来から好きな「韓国の伝統芸能」に加えて、「日本の伝統芸能」の分野の一つである「琴、三弦」や「日本舞踊」に大変興味を覚えた。これは、自分としても新しい発見であった。特に、「琴、三弦」を弾きながら唄うものを聴くことの素晴らしさを感じた。
また、「鶴亀」という日本舞踊を、通常は「長唄」で踊るものを、「常磐津」で踊るのを見ることができ、その煌びやかな舞に魅せられた。
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