2010年11月28日日曜日

Semester@Sea


Semester@Sea: 日本語では、「洋上大学」とでも言えば理解できるであろうか。
11月23日(火曜日)「感謝祭」の祝日に横浜大桟橋に停泊している「エクスプローラ」を見に行った。
University of Virginiaが主催しているということだけを調べただけであったが、この「洋上大学」に参加している学生(Stanford University and Albright College)と話す機会があり、その結果、全米の各大学から学生が参加しているということが分かった。カナダのHalifox (Nova Scotia) を出港し、スペイン、モロッコ、等を経由して約5ヶ月に亘る航海の途中に横浜港に立ち寄ったことを知る。

帰宅してウェブサイトを調べて分かったことだが、この「洋上大学」には、Undergraduates以外にもNon-traditional StudentsやLifelong Learnersも参加しているという。非常に羨ましい限りだ。 もう一度Undergraduateに戻れるならば、mailto:Semester@seaぜひ参加してみたいと思う。

人それぞれであるが、年齢を重ねてくるに従って一つの分野に集中して何かを学ぶパターンと、いろいろな分野について学ぶパターンがあると思うが、私は、どちらかというと後者に属するであろう。

今年の後半になって、東京大学が主催する「公開講座」(5回連続)やKEKが主催する「公開講座」に参加してみたが、素粒子以外にも、物性・物質に関連する分野(例えば、ソフトマター)や、医療に関連する分野(再生医療或いは加速器を利用した粒子線治療)に興味を覚えた。

時間を利用してこれらの分野についても独学で勉強して知識を得たいと思っている。

Semester@seaに参加している学生と話してみて、Undergraduateのときの自分を思い出した。そのときは、三次元(3D)のコンピュータ・グラフィクスに興味を持っていたが、どうやらその分野の研究者を加速器を利用した粒子治療の分野では、必要としているようである。私があと35歳若ければ、躊躇することなく、この「加速器を利用した粒子線治療の研究」を行ってみたいと思う。

因みに、この分野の最先端を行く諸国は、日本を筆頭に、ドイツとイタリアであるという。何やら第二次世界大戦のときの「三国同盟」の記憶を呼び起させるような最先端を行く研究分野でもある。

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