最近、よく考える事案の一つとして「生命がどのようにして地球上で誕生したのか?」ということがある。所謂Astrobiology(宇宙生物学)という学問の中の一つの研究分野に相当するものであるが、中心的な研究機関は、米国のNASA及びその研究について提携している大学である。
このテーマに興味を覚えた発端は、新聞の書籍広告欄で「生命は、宇宙のどこで生まれたのか」福江翼・著(祥伝社新書)という書籍名を見て、書店でその本を立ち読みしてからである。残念ながら、この書籍に記載されている内容は、私が所望する上記のテーマとは若干のずれがあり、購入はしなかったが、帰宅後、さっそくインターネットをサーフィンしてAstrobiologyに関するウェブサイトを検索してみた。
NASAのウェブサイトには、Astrobiologyについて多くの情報が開示されていて、より興味を覚えるようになってきた。そして、一般向けの漫画”Astrobiology Graphic Novel"という小冊子がNASAから発行されていて、無料で配布されることを知り、早速申込んだら、先日、NASAからコピーが届いた。
この小冊子には、Astrobiologyの簡単な歴史や研究のpioneers達が描かれていて、この中でStanley Millerとい米国の化学者が、私の探求したい上記テーマを既に研究していたことを知った。その後、Stanley Millerの研究について調べ、数年前に米国のIndiana Universityで大学院生がMillerの研究についてウェブに寄稿していることを見出した。
これからもAstrobiologyについて独自に勉強して行く予定である。