今日は、JR総武線の錦糸町駅に行ってみた。
錦糸町駅は、以前、室内楽のコンサートをトリフォニーホールによく聴きに行ったので、北口は頻繁に降りたが、南口に降りたのは今日が初めてである。
錦糸町駅は、以前、室内楽のコンサートをトリフォニーホールによく聴きに行ったので、北口は頻繁に降りたが、南口に降りたのは今日が初めてである。
目的は、レース鳩のお店として子供の頃から知っていたそのお店を訪ねてみて、もし鳩が展示されていれば、それを眺めてくる予定であったが、残念ながらお店は、応接室のようなセッティングになっていて、鳩はおろか、何の生き物も置かれていなかった。昔の鳥獣店のようにレース鳩が何羽かは飾られていた時代とは大いに違ってしまい、ちょっとがっかりした。その後、錦糸町の駅を通り、「東京スカイツリー」の方角、即ち、「押上」方面に向かって、レース鳩で有名な鳩舎がある場所まで行ってみた。屋上には、写真で見慣れた立派な鳩舎が建っていて、通りからは、レース鳩の姿も少しではあったが見ることができた。この鳩舎のレース鳩は、レースのみならず、品評会でも優勝・入賞することで知られていて、私が兄と一緒にレース鳩を飼っていた当時から興味があった鳩舎の一つである。
近年、住宅事情により、都内やその近県では、レース鳩を飼育することが、かなり難しくなってきていることと併せて、レース鳩を飼育している年齢の大半が熟年層以上になっていて、若者がレース鳩を飼育する傾向がまったくないように思われる。また、鳥インフルエンザ等の病気が広がり続けていて、鳩を飼育すること自体、かなり難しい状態になりつつあり、飼育するためには、餌代等を含めてかなりの経費が必要になる。加えて、レース鳩が全体的に高価になってしまい、昔のように、一般庶民が手軽にレース鳩を購入して飼育しながら、レースを楽しめる状態ではなくなってしまった事にも原因があるように思える。
私も委託レースに参加してみたいが、レース鳩(種鳩)を飼育できるような環境に住んでいないために、そのような願望は断念せざるをえないが、品評会等が開催された折りにレース鳩を見に行くことだけは、楽しみとして残しておきたいと思っている。
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