2011年3月5日土曜日

超電導公開講座(高校生のための)


東京工業大学・科学技術振興機構が主催した「高校生のための超電導公開講座」に参加してきた。
会場は、日本科学未来館 MIRAICANホール。

講演者は、北澤宏一(科学技術振興機構・理事長)、福山秀敏(東京理科大副学長)、細野秀雄(東工大教授)、そして秋光純(青山学院大学教授)の4人で、日本そして世界の超電導研究のトップレベルの研究者である。

各講演者の講演の「超電導」に関する内容もさることながら、そのユーモア溢れる話の内容には、自然と笑みが浮かんでしまう程、時間があっという間に過ぎてしまった一日でした。

このようなトップレベルの研究者から直接最先端のトピックスを聴くことができる機会にも関わらず、あまり高校生の参加が多くなかったことがちょっと残念に思えた。やはり理系離れは、想像しているよりも深刻な問題なのだろうか。

物性物理は、私も実際に自分でセラミックスや超電導の研究に携わるまで、それ程興味を覚えなかった分野であるが、研究を始めると、物理、化学の両分野に係ってくるので、大いに楽しく感じた。

何度も繰り返しになるが、やはり量子力学は、本当に面白いと感じる。ぜひ早急に復習して行きたいと思っている。

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